クワッド、演劇の問い:『西安花車』
2026.12.16 ~ 2026.12.27 · - 平日 19:30~ 週末 15:00※ 月曜日は公演なし
ソウル特別市 鍾路区 東崇ギル122(東崇洞)

紹介
中国・西安の驪山陵へ向かって走る列車の中、サンゴンは、まもなく目にすることになる秦の始皇帝の地下宮殿と、数え切れないほどの兵馬俑への期待で胸がいっぱいだ。 サンゴンが、有限な人生の中で永遠を渇望した秦の始皇帝の姿や、自分の人生で「一度も完全に手に入れることができなかったもの」を思い返す頃、列車はいつの間にか西安に到着する。中国人の母を持つ韓国人、一度も十分に報いられたことのない愛を抱える人。 秦の始皇帝の不滅への欲望の前に立つサンゴンの、人生における欲望とは何だろうか。生涯を「周縁」で生きてきたサンゴンが、最も壮大な物語の前に立ち、自分自身を見つめる。その巨大な欲望を前にして、今になってようやくサンゴンは自身の物語を深く見つめ直すのである。
プログラム
〈2026 クワッド、演劇の問い:進化するテキスト〉 本プロジェクトは、演劇の本質である「テキスト」に注目し、時代を超えて絶えず新たな解釈が生まれ続ける戯曲の力を通じて、現代演劇の現在と未来を探求する。 ウィリアム・シェイクスピアから現代戯曲、そして同時代の韓国演劇のテキストに至るまで、5つの作品は、韓国演劇の黄金期を牽引したキム・アラ、キム・グァンボ、キム・ウオク、イ・ソンヨル、ハン・テスクという5人の巨匠演出家たちによって、新たに進化を遂げる。 『西安花車』は、ハン・テスクが自ら脚本・演出を手掛けた作品で、2003年にチョンミソ小劇場で初演された。初演当時、東亜演劇賞の作品賞、演出賞、舞台美術賞、演技賞を総なめにしたほど、批評家の注目を集めた。 『西安花茶』は、ハン・テスク演出の作品の中でも比較的再演が多い部類に属しており、2005年には第12回ベセト演劇祭の招待作品に選定されて上演され、 2008年には劇団「物理」の創団10周年記念公演、2015年の再演に至るまで、時代の変化の中でも着実に観客と批評家の注目を集め続けてきた作品である。 当時は「破格的」とさえ言えた「同性愛的な人物」であるサンゴンを中心に、人間の欲望から出発した演劇が、時間や記憶はもちろん、空間までも無限に拡張し得るという演劇特有の力を、密度高く描き出した。



